使用済み蓄電池が拓く新ビジネス:リユース・リサイクルのサーキュラーエコノミー
最近、私たちの「Battery Storage Business Hub」を読んでいて、非常に思うこと...
最近、私たちの「Battery Storage Business Hub」を読んでいて、非常に思うことがあるんです。このサイトって、VPP(仮想発電所)とか系統用蓄電池とか、今まさに熱い蓄電池ビジネスの最前線を、本当に分かりやすく解説してくれてるじゃないですか。おかげで、私たちのような人間でも「なるほど、そういう仕組みで新しい電力ビジネスが生まれるのか!」って、ワクワクしながら学ばせてもらってます。ただ、最近ふと思ったのです。蓄電池がこれだけ普及するということは、その「後」のことも考えないといけないんじゃないかって。つまり、使い終わった蓄電池がどうなるのか。今回は、そんな「使用済み蓄電池」が拓く、新しいビジネスの可能性について、サイトで得た知識をベースに、独自に少し掘り下げてみたいんです。
太陽光発電やEV(電気自動車)がどんどん普及して、家庭や企業、そして電力系統に蓄電池が当たり前のよう...
太陽光発電やEV(電気自動車)がどんどん普及して、家庭や企業、そして電力系統に蓄電池が当たり前のように設置される未来。これって、もうすぐそこまで来てますよね。経済産業省の予測を見ても、車載用と定置用を合わせたリチウムイオン電池の廃棄量は、2030年代後半には今の何十倍にも膨れ上がると言われています。これだけの量が「産業廃棄物」になったら、環境負荷はもちろん、資源の無駄遣いも半端じゃない。特に、蓄電池に使われているリチウムやコバルトといったレアメタルは、産地が偏っていて価格も不安定。これを捨ててしまうのは、経済合理性の観点から見ても、もの非常に「もったいない」話だと思うんです。もちろん、技術的なハードルはあります。バッテリーの状態を正確に診断したり、安全に解体して有用な金属を取り出したりするのは、簡単なことじゃありません。でも、この巨大な「課題」の山は、裏を返せば巨大な「ビジネスチャンス」の山でもあるのです。
(出典: 経済産業省「蓄電池産業戦略(2022年8月)」)
(出典: 経済産業省「蓄電池産業戦略(2022年8月)」)
じゃあ、具体的にどんなビジネスが考えられるんだろう?想像すると、これがまた面白いんですよ
じゃあ、具体的にどんなビジネスが考えられるんだろう?って想像すると、これがまた面白いのです。まず「リユース(再利用)」。性能が落ちたEVのバッテリーを、そのまま家庭用の定置用蓄電池として再販するビジネスは、すでに日産やトヨタなんかが実証を進めていますよね。EV用としては寿命でも、家庭用ならまだまだ十分使える、というわけです。もっと小規模なアイデアとして、面白いなと思ったのは、キャンプ用のポータブル電源にリユースバッテリーを使うとか。新品バッテリーより安価で、かつ環境にも優しいってなれば、非常に魅力的な商品になると思いませんか?そして「リサイクル(再資源化)」。これはもう、現代の「都市鉱山」そのもの。ヨーロッパではすでに、バッテリーのリサイクル原料の利用を義務付けるような規制も始まっています。日本でも、JERAやENEOSホールディングスといったエネルギー大手が、国内外の企業と組んでリサイクル事業に乗り出していて、まさにこれから市場が爆発的に伸びる分野のはずです。使用済みバッテリーを効率的に回収する仕組みから、高度なリサイクル技術の開発まで、バリューチェーンの至るところに新しいビジネスが生まれる予感がします。
結局のところ、これからの蓄電池ビジネス、ただ電気を貯めて売るだけじゃなくて、「資源をどう循環させ...
結局のところ、これからの蓄電池ビジネスって、ただ電気を貯めて売るだけじゃなくて、「資源をどう循環させるか」という視点が不可欠になるんだなと、改めて感じさせられました。製品のライフサイクル全体をデザインする「サーキュラーエコノミー」の考え方が、そのまま企業の競争力になる時代なんだと思います。この分野は、まだ法整備や技術開発が追いついていない部分も多くて、まさにフロンティア。だからこそ、新しいアイデアを持ったプレイヤーが活躍できるチャンスがたくさん眠っているはずです。「Battery Storage Business Hub」では、こうした未来のビジネスの種についても、どんどん深掘りして解説してくれると、考えとしては非常に嬉しいですね。このサイトで学びながら、次の時代のエネルギービジネスの形を追いかけていきたいと思います。